高知県土佐町瀬戸

2021年04月10日


四国エリアの滝に戻る

Road Map :R439の郷ノ峰トンネルから県道6号線を北上し、瀬戸地区で瀬戸川渓谷
            への村道に入る。 アマガエリの滝、瀬戸側渓谷への道標が多数出て来る。
Route Map:整備された渓谷沿いの遊歩道在り。
四国エリアの滝』 遊歩道が整備されており、楽チンに渓谷散策が出来た。
アメガエリの滝
  個人の好みになるのであろうが、魅力的な滝は落差の大きさではなく、形態にあると思っている。 100mを越える落差があっても直瀑には魅力を感じない。
面白い形態の滝でも水が流れていなければただの崖だし、今日の ”アマガエリの滝”は天候も相まって、満足出来る滝であったと思っている。
コバルトブルーの渕
  瀬戸川渓谷のコバルトブルーの渕も ”仁淀ブルー”と呼んで良いのかは判らないが、高知のコバルトブルーは全て ”仁淀ブルー”と呼びたい感じがする。
蛇渕の滝は?
  帰宅後に判った話しであるが、今回、滝見したのは ”蛇渕の滝”では無く、”蛇渕の滝”は吊橋から15分程歩いた地点にある落差約47mの大きな滝だと知ったのはショックであった。 事前のネット検索では、そんな情報は見たことが無く、殆どのハイカーが今回の滝を ”蛇渕の滝”としていた。
'21年度の高知県の滝巡り
  アメガエリの滝 → 程野の滝にこ淵
アメガエリの (落差30m)
  四国にある日本の滝百選は3泊3日を掛けて滝巡りを終えているが、日本の滝百選に漏れながらも日本の滝百選を越える滝が多数ある様なので、順次、滝巡りをして行きたいと考えている。 合せて滝だけでは無く、渓谷も楽しんで行きたい。
瀬戸川渓谷
蛇渕の滝
よさこいネットのHPから
  アメゴが登れず引き返す、見た目も美しい滝。
土佐の名水40選。 吉野川の支流の一つ、瀬戸川の上流部にある滝。 両岸に緑豊な山々が続き、すばらしい渓谷美を誇る。 川全体が断層により落差30mの二段の滝となる。
散策時間:道間違え時間を含め約1時間。
県道6号線からの道であるが、6号線ではなかった。
右側が北方向になっているので、見難い簡易観光地図。
樹木がまだ冬枯れ状態なので、道路からも ”アメガエリの滝”の全景を見ることが出来た。
道路から見た ”アメガエリの滝”の
動画-1
滝壺から見た
”アメガエリの滝”
動画-2
滝壺から見た落差30mの二段瀑である ”アメガエリの滝
滝の形態、充分な水量、コバルトブルーの滝壺。 日本の滝百選に選定してもおかしくない。
滝壺側から下流を見ると、大きな岩が連なる渓谷になっていた。
遊歩道を上流側に進んで行くと、滝口が見えたが、樹木が邪魔になった。
温かくなり木々が芽生えてしまうと、もっと見えなくなってしまうだろう。
一段目には滝壺が無い様に見えるが、二段目の滝壺は
コバルトブルーに輝いていた。
滝口には大きな淵があり、これも ”仁淀ブルー”と呼んで良いのか、
渓谷だけでも見る価値は充分あった。
渓谷沿いに整備された遊歩道が続く。
楽で安全で遊歩道 ばんざーい! である。
瀬戸川渓谷は午前11時を過ぎると陽が陰ってしまうとの話しであるが、
現在は8時半で、逆に早い時間に来てしまった様だ。
遊歩道から充分に沢の状態が見えるので、今日は沢歩きはしない。
これが簡易散策地図に書かれていた ”えめらるどの池”なのだろうか?
土佐の名水40選とは沢水を含めてのことなのだろうか?
樹木の芽吹きが始まれば、又違う美しさを見せてくれるのだろう。
この辺りは紅葉の名勝でもあるらしい。
簡易散策地図では ”であいの展望台”となっていたが、
そんなに良い物では無く、ベンチが置いてあるだけだった。
遊歩道出入口近くの道路は路肩が広くなっており数台の車を
停めることが出来るが、散策者用の広い駐車場もあった。
簡易散策地図もあった遊歩道の出入り口。
道路からも ”アメカエリの滝”を見ることが出来た。
更に遊歩道を下って撮った写真。
遊歩道を滝壺に向かって下って行く途中で ”アマガエリの滝”を撮る。
陽当たりは陰っていたが、時間と共に陽が当たる様になってきた。
”であいの展望台”から小さな滝と広い淵。
”ぶらぶら橋”が出て来た。 絵になる光景である。
この時、橋を渡った対岸に ”蛇渕の滝”があることを気付いていなかった。
吊橋の名前の如く、気持ち悪い揺れ方をする ”ぶらぶら橋”であった。
吊橋から見上げると、正面に険しい ”剣ヶ岳”(1,025m)が聳えていた。
この手の険しい山は裏側から簡単に登れる場合が多い。
吊橋の上から見た枝沢からの流れ。 この時点では、この枝沢の少し上流に
”蛇渕の滝”があることにまったく気付いていない。
本流にあった大きな渕。 この後、道路まで出てしまい、そこにもあった
簡易地図を見て、”蛇渕の滝”を見逃していることに気付き、吊橋に引き返す。
上流側の遊歩道出入口から吊橋に戻って来る。
吊橋を右岸に渡ると沢沿いに登山道が付いていた。
沢に下りる踏み跡があったので、沢に立ってみると、
上流に ”蛇渕の滝”らしいのが少し見えた。
登山道を更に少し登ると比較的大きな滝が出て来たので、これが ”蛇渕の滝”と思ったが、
帰宅後、ネットで調べると、この滝は ”剣矢滝”であり、更に上流に落差47mの大きな滝があるらしい。 この滝が ”蛇渕の滝”と思ったので、これ以上、上流には行っていない。
”剣矢滝”の滝壺は深く広く、綺麗なコバルトブルーをしていた。
吊橋を引き返していると、道路に展望所があるのが見えた。
四国の渓谷は大体そうであるが、瀬戸川渓谷にも小型車位の
落石?流石?がごろごろしていた。
遊歩道を上流側の出入り口に戻る。 先ほどもここまで来ているので
道路まで戻るのは2度目となってしまった。
先程、吊橋から見えていた ”展望所”に寄ってみる。
”展望所”から眼下に見えた ”瀬戸川渓谷”と ”ぶらぶら橋”
道路を駐車場に戻りながら、綺麗な渕を見る。
散策時間、約1時間で瀬戸川渓谷遊歩道の散策を終える。
この時点では ”蛇渕の滝”と信じていた動画-3